初デートで圧倒的にモテるには? 男性の方必見!

初デートで圧倒的にモテるには? 男性の方必見!

7年ほど前、パリと日本を行き来する友人が教えてくれた。
「向こうで地下鉄に乗ると、おじいちゃんでも私に席を譲ってくれるのよ。」

「日本では考えられないでしょ」

「私もおじいちゃんのその親切をお受けしたないと申し訳ないから、おじいちゃんをたてる為にも堂々と譲ってもらうの」

わたしは衝撃をうけた。

昔、一人で飛行機を乗り継ぎスイスまで行ったことがあるが、
パリでの乗り換えに、手元の地図を見ながらキョロキョロしてたその時、
若い紳士が「どこに行きたいの?」と話しかけてくれた。次の瞬間、私の手元の大きなキャリーケースをさっとひいてくれて、「こっちだよ」と案内してくれて爽やかに立ち去った。
レディファーストと奉仕の精神が普通に備わっている国なのだと感動した記憶がある。
その後にオチがあるのだが、帰国して渋谷の地下鉄に大きな荷物をもって下っていると、声をかけられた。「手伝いますよ」と。
なんとそれは30代ぐらいの女性であった。
日本で一番親切なのは、30代ぐらいの女性なのだとその時はっとさせられた思い出がある。
事実、日本女性は海外から絶賛されるほど素晴らしい要素がたくさんある。

その頃から、国際マナー基準であるレディーファーストを知らない男性が多いのではないかとうすうす感じていた。
学校教育では教えてくれないことだから家庭や友人、恋人を通じて教わるか、または社会人になって運がよければ先輩が教えてくれるかもしれない。

いままで出会ってきた男性では、やはり仕事ができて人間力も伴っている人ほどレディファーストもしっかり身についている。
そのような人は必然的に高いポジションに抜擢されるようだ。そして当然モテる。
女性からも男性からもモテるのだ。人として、マナーも教養もあり配慮もできる素敵なひとだと支持されるのである。

レディファーストは人をみて行うものではない。相手が上司でも部下でも友人でも、目の前の人に礼節をもって大切に扱うことである。
大切に扱われるのが嫌だというひとは、この世に存在しない。

レディファーストを受けた相手は人としてその人に好意を持ち、フォローしてくれるひとりになるであろう。

だから、それを「しない」という選択は、時として、出世のチャンスや結婚のチャンスを逃すかもしれないというほど、とてももったいないことをしている。
スマートに実践すると相手に喜ばれ、その波動は自分に全て返ってくるから、結果的には徳分となり、運もよくなって出世するのである。

婚活中の男性には、そこを少しだけでも意識してみると、女性との関係性がますます良い方向へ向かうはず。
現に、レディーファーストが全くできないばかりにフラれてしまう男性をわたしは見てきた。

レディファーストができていないデートというのは、時として雑に扱われたという印象が残ったりもするようだ。
恐らく、それができないことが悪いのではなくライバルたちが秀でているのだ。
素敵な女性には、それだけライバルが多い。

ぜひデートで以下項目を実践してほしい。

・エスカレーター上りでは女性を先に。下りは女性が後ろ。(倒れても支えてあげられるように)
・エレベーターでは先に通す。
・レストランでは奥の席を譲る。(特に洋食の場合は必須マナー)
・電車移動の際、席がひとつしか空いていなければ必ず彼女に譲る。
・道路側は男性、歩道側は女性。
・スタスタ先に歩かない。(昭和のお父さん世代に多い)

女性は、男性が思っている以上に体調が不安定な時もある為、デートの際は、まだ歩けそうか休憩するか、時々気遣ってあげてほしい。
女性が男性を選ぶポイントのひとつとして、自分をより大切にしてくれる人に信頼を寄せるものだ。
レディーファーストをするかしないかはまったく個人の自由であるが、どちらがより素晴らしい未来に繋がるかと考えると自ずと答えは導き出されるでしょう。
特に、初デートで勝負を決めたいというときは、おさえてほしいところである。